真言密教の加持・祈祷と供養の寺
網干本部
姫路祈祷所
私共行法山妙泉寺は、兵庫県姫路市を中心に活動しております真言密教の祈祷寺でございます。
当寺は檀家寺ではございませんので、ご本尊のお不動様を心から信じ拠りどころとされる信者の方々や、当寺を身近な駆け込み寺としてご相談に来られる皆様に支えられながら日々活動しております。
『妙泉寺のお不動さん』と皆様に大変親しまれております。
住職自らが一刀三礼で彫り上げた御本尊「大日大聖不動明王様」をはじめ、
住職の長年の修行時代からのご縁から、「蔵王権現様」「毘沙門天様」を勧請しお祀りしております。
また、ご先祖様・水子様をはじめとする精霊供養のためにと「観音様」「地蔵様」にもお働き頂き、日々皆様の供養の心に寄り添うよう勤めております。
小さな寺ではありますが、現在「網干本部道場」並びに「姫路祈祷所」におきまして、祈願・祈祷や供養・仏事等のご相談は勿論、恋愛相談や家庭内のご相談から、職場の問題や身体の不調、また中々理解され難い霊障や憑物などのご相談など、様々なご相談事を承っております。
妙泉寺の御本尊 住職一刀彫の不動明王
ご本尊のお不動様(不動明王)とは、忿怒身に姿を変えた大日如来の化身(教令輪身)であります。
真言密教において真理(法)そのものを神格化した根本仏大日如来の
「衆生を教化して救済せよ」と言う如来の命令を受け、
明(真言・智慧)を奉じ、特に救い難い衆生に対して異形の恐ろしい姿を持って
相手を威嚇屈服させ魔障を調伏し、力づくで仏の教え(悟り)へ導くことを使命とされておられます。
それは、回り道・迷い道を彷徨い歩く私たちを、正しい道・少しでも楽な道へと導いてくださる救いの働きでもあります。
とても厳しいお顔のお不動様ですが、内には観音様の様な深い慈悲の心を持ち、迷い多き私たちを導いてくださいます。
お不動様は、もっともご利益の大きな仏様、願いを叶える力の大きな仏様です。
信心を発し、一心に祈れば、必ずや彼方の願いを叶えてくださいます。
妙泉寺 住職 山崎教現
生まれ持った霊力と人生の師との出会いにより、
23歳の時に修験道の行者として門をたたく。
そこで頭角を現し師匠からの命により、自ら手にノミを持ち
石仏の不動明王を彫ることとなる。
石仏は完成、しかし、不思議なことにその石仏の重さが制作当初より重く
二人や三人では持ち上げられないほどの重さになり、
その石仏に仏様の魂が入ったことに自分自身の役目を感じることとなる。
やがて真言密教僧として出家得度、阿闍梨と成り密教道に勤め道を歩む。
経験を更に積み重ね、本堂建立に着手、平成10年に約2メートルになる
一刀彫りの不動明王を彫った。
その不動明王、「一願不動」が現在の妙泉寺のご本尊に成った。
平成15年には、真言密教僧が一生に成功出来るか出来ないかの荒行である
正行の完全なる八千護摩を萬行。
また、道場内での護摩行は五十年間数えればキリがないほどの数の不動護摩、
色々な種類の護摩も経験した。
不動信仰はじめ、宗教家として約五十年、現在も多くの相談、法務など
衆生救済に勤めている。