足跡を辿って。「友人の死。」 その2



海岸線も、すべて車で行ける場所はすべて、見て回った。

その中で霊視をした時に映った内海の景色があった、
彼が長く居たようだが、今は居ない。

海岸を何ヶ所も見て回ったが無駄足でした。

車で彼が立ち寄った事のある場所に着くたびに奥さんに、
ここは来たことは有りますか?。
と、聞くと想い出のある場所に着く度に。

主人と子供との過ごした時間を思いださすものだから、
奥さんは、身体の調子が悪くなったので、
あまり長く調べる事ができない。

とにかく、彼の父親が眠る墓地に行く事にした。

墓地に着くと、墓に真新しい花が立ててあった。

彼は来ていた、、、、。

花は、二、三、日、は経っている様に見えたので、

奥さんに最近お参りに来られましたか?。
と聞くと、いいえ私は最近忙しくて、お参りはしていないとのこと。

私はさっそく、墓を拝みますと、大変な事が分かった。

故人も、自殺でした。、、、、、

{私は、この時に始めて奥さんに、ご主人は亡くなっておられますと言った。
奥さんは、薄々は分かっていましたと答えられました。}

彼の父親も、家族に何も云わず鉄道に飛び込み自殺でした。

私が、故人を拝んだ時、心臓が、潰れるかと思うほど痛みを感じた。

この痛みは、故人が死んでからもズ―――ット抱えた、
痛みです、、、、、、。延々と続く苦しみの中から、
故人は彼がここに来たことを話した。

又、彼が、墓地の上の方の山に居ることも教えてくれました。

その3につづく